蛍ハンター2017①-2

前回よりダイブ間が空きましたが、蛍ハンターはマダマダ健在。

どうもみなさん、こんにちは。『梅雨生まれなのに、梅雨に弱い写真家』摩訶不思議です。
今年は空梅雨だなぁ、ラッキーと思っておったりました。しかし、よくよく考えてみるとチャント雨が降ってくれないとヒメボタルが飛ばない。
梅雨の湿気は苦手ですが、ヒメボタルの為なら我慢します(笑)

さて、今回のロケ地はここ。

そう、ヒメボタルの超有名スポット、内尾神社でございます。
神社の灯籠や本殿を入れてヒメボタルが撮影出来るという、何ともありがたいスポットでございます。そして、カメラマンワラワラスポットでもあります(笑)

今回撮影できたのは2017/6/21でしがた、それまでに下見と称するロケハンに5回来ております(笑)
ある日、ふと疑問に思ったんです。
『ヒメボタルっていったい何時ぐらいから飛び始めるのだろう』
6月に入って週2回程様子見。19時に到着して21時頃まで、カメラも出さずにひたすら見回りしてました。。。。
私と同じで、気になる方が沢山いらっしゃるみたいで、岡山、京都、神奈川等など。全国のヒメボタルファンの方とお会いしました。

まぁ、この5回は全部空振りでした(笑)
色々な撮影の時期は桜基準で考えるのがベストですな。

昨年はピークだった、この時期。
時期・天候・気温・湿度、条件をすべて満たしたこの日。
今日は絶対出る!はず?

いつもよりも1時間早く出発。18時現着。
すでに2人の三脚が(笑)
今シーズン初めて内尾神社で三脚を立てます。待つこと約1時間半。
19:40頃に1匹目が飛び始めます。やはりヒメボタルはオシトヤカ、控え目な感じが素敵。
この頃、カメラマンは約10名。奥も含めると15名程です。
ここ土日祝になると訳わからん人数のカメラマンが撮影にやってきます。昼の12時に来ても三脚立てる場所ないんちゃうやろか(笑)

昨年はピークだった時期ですが、今年は飛び始め。
1匹、1匹を慎重にバルブ撮影していきます。

カメラはピントを含め、全設定固定ですので、フレームインしそうな蛍を見つけレリーズを押す作業のみ。

こんな感じで撮影してます20170622_190639

 

三脚に取り付けているのは、、、、

そう、去年作成したあいつ20170624_021821

いつ雨に振られてもダイジョブ!
自転車用傘ホルダー『さすべぇ』を改造して三脚に取り付けられるようにしたもの。
今年は撮影用の超デッカイ傘(90cm)も購入したのに、雨に降られる事もなく、レリーズ掛けになってます(笑)

ここのスポットは道の側にありますので、走行する自動車のヘッドライト・テールランプ。駐車場に駐車する車のヘッドライト・テールランプとの戦いになります。偶にロック解除時のハザードランプ(笑)
ヒメボタルは光が弱いですのでヘッドライトなんかが当たると、ヒメボタルの光は飛んじゃいます。

耳を澄ませて自動車の音をよく聞く。車が近づいてくると撮影ストップ。この繰り返しです。ロック解除時のハザードランプだけは予測無理っす。諦めましょう。

そんな撮影方法ですので、ずっとバルブで開けっ放しと云う訳にもいかない。
ここはコンポジット前提の撮影が良いと思います。
一発撮りに拘ってらっしゃる方々に怒られそうですが(笑)サーセン。。。。
ローケーションに合わせた撮影方法で撮影する。デジタル撮影の選択肢って色々ありますんで、それはそれで新しい撮影技術としてドシドシ享受すればイイんですよってのが、私の考えなもんで。。。。。

 

シャッターチャンスは何度もありますので、焦らずジックリと撮影しても大丈夫!この日も7~8匹しか飛んでませんでしたが、一応撮影できました。

撮影時間、約3時間。
OKカット10枚のコンポジットが

こちらでございます002

オシトヤカ、チョーオシトヤカ。
ギラギラヒメボタルの写真も沢山ありますが、これぐらい控え目な写真もエエかも!

しかし、1ロケ1枚ってのが悩ましいトコロ(笑)

ヒメボタルシーズン終了まで、時間があれば通いまっせ~。超通いまっせ~。

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