紅山の実力

平地の景色から脱却したい。
でも、メッチャ高い山に登る勇気も無い。

どうもみなさん、こんにちは。『低山専門写真家』摩訶不思議です。

平地からの景色は場所を選んでも、電線が入ってしまう場所が多いです。
『電線の入らない場所は無いのか!』と考えますと、、、
『そうだ、電線の上に行けばいいじゃない。』と云う至極簡単な答えに辿り着きました。では、高い所に行けば良いのかといいますと、そんなことは無いんですね。車で行くことが出来る場所は、高い場所でも大抵電線があるんです。
と云う事は歩いて行ける場所になるんですなぁ。歩いて行ける高い所って、、、ガチ登山?
ムリムリムリムリ。私、登山どころかハイキングもしたことがございませんで。。。
ちょっとした小高い丘ぐらいなら登れそうな気がする。
近くにそんな場所は無いのかと探しましたところ、我が街、小野市には紅山、惣山と云う低い山がある事が判明致しました。
私小野出身ではございません。しかし、小野在住15年目でございます。
いやー、知らなんだー。自分の興味が無い場所は住んでおっても全く知らない。

紅山(小野市観光サイトへのリンクです)

その近所に惣山っちゅうのもございます。

紅山:182.8m
惣山:198.9m
中々マニアックな低山でして、夏なんて登ってる人を見たことがないぐらいマニアック。
低山とはいえ、ハイキングもしたことが無かった私が、取り敢えず練習がてら登りだしたのが紅山でございます。(2016年夏)
暇を見つけてはチャリンコでふら~と行って登る。
始めて登った時は、ゼェゼェハァハァ。真夏の8月と云う事もあり、汗ダクダク。ひっくい山なのに30分かかりました。
現在では15分程で登ることが出来るようになりました。積み重ねって凄い。。。

やっぱり電線が無いって素敵001

電線が無いことも素敵なのですが、このちょうどええ感じの景色。
建物がチャント写真に写るくらいの高さにハマりました。
その後、三草山(加東市)に登ったり、高御位山(高砂市・加古川市)に登ったり等々。
他の低山も新しい景色が楽しいのですが、敢えて行かなくてはなりません。それに比べて紅山って地元にあるんで、ホンマにふら~っと行けるんです。
ですので、自然と登る回数も増える。
登る回数が増えれば、色々なシチュエーションにも出会う。

ある時はピッカピカの青空008

ある時は夕暮れ前002

ある時は夕日に染まる雲003

度々登るうちに、実は紅山ファンって存在する事に気づきます。
と云うのは、たま~に紅山でお会いするんですね。

ある日は、『白雲谷温泉ゆぴか』の副支配人。
この方は、紅山の頂上にトレッキングキャンペーンポスターを貼りに来られておりました。上記HPを開きますとキャンペーンページも開きます。(2016年11月現在)
頂上で色々お話をさせて戴きました。副支配人はガチの山登らーの方です。
地元小野をこよなく愛しておられる方で、私のカメラを見て『写真されるんですか?』から始まりまして、小野の撮影スポットの話で大盛り上がり。お互いマニアックな撮影スポットを知っており、しかも場所が同じなんですね。これには笑いました。季節ごとのマニアックスポットが同じ。やはり知っている人は知っている。ちなみに、副支配人は写真はされません。何でスポット知ってんねん(笑)
この日、お仕事終わってから峰山高原に野宿に行くと仰ってました。寝袋一つもって、星を見ながらお酒を呑むんですって!メッチャ自由人やん(笑)
30分ほど談笑しまして、お別れ致しました。

ある時は高校生の頃から週2~3回紅山に登っておられる方。年の頃なら50台後半ってところでしょうか。この方とは2~3回すれ違った事があったんですが、挨拶を交わす程度でした。ある日登る時間がばったり同じでして。その日は珍しく10人ぐらいの団体が紅山頂上から下山される時。

この景色が見える場所で待機中009

 

私が自転車で来ているのを見てらしたみたいで、
『地元の方ですか?』とお声掛け戴きました。その後、団体が全員この場所まで降りてくるのを待っている間、紅山のマニアックスポットを教えて戴きました。さすが、何十年と紅山に登り続けておられる方!凄いわぁ。
で、この方登るのメッチャ早いんです。もう、流石としか言いようがない。この岩場、手もつかんとスイスイと5分ぐらいで登って行くんです。
私は全然無理。
この日、私は頂上では無く、上記写真の場所で

こうなる時間待ち010

でございました。
まさしく、紅く染まる『紅山』です。
紅色になるには条件がありまして、、、
夕日が赤いだけでなく、雲や霞がない状態。そして夕日の光が強い日。
こんな日が紅色に染まります。地元民でないと中々狙っては行けません。

ある日はこんな景色を撮ったり011

ある日は頂上から夕景を撮ったり004

 

夜景のロケハンと称して

夕景から005

夜景(高砂方面)や007

夜景(明石方面) を撮ったり006

と様々な顔を見せてくれます。
今年だけで10回以上登りました(笑)街ぶらの写真としてアップしてないのも多々ございます。
まだ紅山のサワリぐらいしか撮っておりませんが、今後もふら~っと写真を撮りに登りたいと思います。
そのうち紅山写真集出せるぐらいたまるで(笑)

とまぁ、ドップリと紅山の実力にハマりつつある摩訶不思議です。
皆さんも地元の知らないマニアックスポットを見つけてみては如何でしょうか?
新しい地元の顔を発見でき、楽しみが増えるかもしれませんよ?

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