さてさて、摩訶不思議が質問に答えるコーナー第二弾でございます。第一弾にお答えしましてからチラリホラリと飛んできておるのですが、ロケの記事が忙しすぎてお答えできていない状況でございます。
気が向いた時に、そして、暇のある時に飛んできた順でお答えして参りますので、首が千切れるそうになるぐらいなが~~~くしてお待ち下さいませ。。。。
さて、今回の質問者様はコチラ。
『はじめまして、高知県在住のNと申します。いつも素敵な写真と勢いのある面白い記事をありがとうございます。楽しく拝見しております。
(中略)
質問なのですが、写真合宿時の車中泊装備を教えて下さい。私も合宿に興味があるのですが、一体どの程度の装備を持っていけば良いのか判断に困っております。是非参考にしたいので、写真付きで出来るだけ詳しく解説をお願い致します。
(後略)
』
わーぉ。高知県の読者さんですか!
分かっちゃいるけどネットって凄いんですねぇ。いつもありがとうございます。
褒められて伸びる子、摩訶不思議を良く分かってらっしゃる摩訶不思議上げ!
写真付きで解説しろと云う、何とも図々しいお願いにもお答え致しましょう!
面倒くさいぐらい長い記事になる覚悟は出来ているのだろうか。。。。。(笑)
丁度年末にスタッドレスタイヤに交換したタイミングで、道具チェックをしながら写真も撮りましたのでどうぞ。。。
・写真合宿の時には車中泊 。
・夜のうちに現場に到着、朝一撮影なんて時の仮眠にもモッテコイ。
・泊まるつもりの無い撮影。しかし思った様な写真が撮れなかった。明日以降の予定は何も入っていない。じゃー泊まってくか的な。。。。
そんな便利で融通のきく車中泊。宿では駄目なの?
駄目なんです、何故駄目かって云うとですな、、、、
『ドアを開けたら2秒で写真』
だからですよ!
あとね、私、宿なんか取っちゃうと間違いなく夜の街を呑んだくれながら徘徊して、、、、楽しくなっちゃって
『写真、、、、まーえっかーーー』
とかなってしまうダメ人間だからですよ(笑)
車中泊やキャンプ続きで疲れが溜まってきますと、一日ぐらいは宿を取ってシッカリとリフレッシュしますが、そんなに長い旅もしょっちゅうないですしね。
さてさて撮影装備ではなく、車中泊装備っちゅうことで写真付き解説いきまっせーーー。
①車
軽バンのHIJET君です。
車中泊だけでなく、音楽イベント『The練習会』の音響道具なんかも運搬しちゃう頼もしい奴です。実は音響道具運ぶ為に手に入れたんです。いつの間にやら写真合宿に使用する回数が多くなってしまいました。。。。
高速走行はシャキシャキっちゅうわけにはいきませんが、不自由ないぐらい走ります。中古で手に入れて20万キロ走行してますが、マダマダ元気です。
軽自動車の取り回しって半端なく楽チンですよね。秘密基地感が好きすぎる(笑)
BluetoothFMトランスミッターを付けてます
このトランスミッター、機器を2台接続できますので
音楽用の白ロムと電話機で使用するスマホを2台接続します。マイクも付いてますので、そのまま会話できます。ナビも使用しますので、常に充電しながらです。
んでもって、寝床ですが、元々貨物ですので後部座席を倒して
コンパネ貼ってます
コンパネの下はホームセンターで売っている
伸縮する床束です。
何か縛る時の為に
荷留用のリングも自作で取り付けてます
シバルモノハゴソウゾウニ。。。。
その上に純正のゴムシート乗せて
銀マット乗せて
さらに寝床マット乗せて
このぐらいしないと背中痛いです。
この銀マットと、寝床マットは車中泊だけでなくテント泊の時にも使用できますので、非常に便利です。
私、身長が181cmですので、助手席まで倒さないと足を伸ばして寝転がれないんです。。。。
そして、このマットの上に『日本人なら畳やろ!』とホームセンターで売っている一畳用の畳を乗せてます。写真撮り忘れてました。。。スミマセン。
②電気関係
バッテリーが上がったときの為のブースターケーブル
電源がある場所なら
バッテリー充電器が使用できます
スマホの充電や、カメラのバッテリーの充電等は出来るだけ走行中にと心がけますが、それでも間に合わない場合があります。そんな時用の
緊急用バッテリー
これは旅に出る前に上記バッテリー充電器で満充電にします。
又、オートキャンプサイト等で電源が確保できる場所でコマメに充電をします。
そして、最も大事な
インバーター
このインバーター、シガーソケットからも、バッテリーからも電源が確保出来ます。凄く便利。
走りながらシガーソケットでスマホ2台充電。
別のシガーソケットにインバーターを接続して、三口の延長コード繋いでカメラのバッテリー複数充電。等と云う使い方をしております。
そして、ニッチもサッチもいかなくなった時、緊急用バッテリーにインバーターを繋いで使用します。
過去に、緊急用バッテリーを使用したのはスマホの充電ぐらいですね。
カメラバッテリーは各カメラ3本持っていきますので、走行充電をコマメにしておれば大丈夫です。過去にバッテリーが無くなって撮影できなかった事は一度もないです。
反則的な使い方として、、
【シガーソケット-インバーター-急速充電器-緊急用バッテリーを充電】
もできます。これはシガーソケットを1つしか使用できません。複数使用するとシガーソケットのヒューズが飛ぶと云う両刃の剣。本当に緊急的にバッテリーを充電しなきゃならない場合以外は使用禁止です。。。。
車内の電気は
単3のLED
カー用品の組み合わせですな。
今まで電池交換した覚えないなぁ。結構長持ちです。あと、100均のプッシュライトがあります。電池式ランタンも積んでますが、車内ではこのLEDライトだけで十分明るいです。
②寝具等など
まずはフロントガラスとリアガラスの
目張り
とその他ガラスの
目張り
フロント・リアは既製品を購入。その他ガラスは自作です
銀マットをカットして、穴を開けてハトメをつけて吸盤つけるだけ。
プライバシー確保の他に、冬、窓からの寒気をダイブ遮断してくれます。
そもそも車中泊にプライバシーはあるのか?なんてナンセンスな質問は無しで。。。。
不細工な寝顔を人様に晒さないように、せめてもの配慮でございます(笑)
寝袋
毛布類
現在は冬ですので毛布類を積んでいます。
夏は寝袋だけですね。あと、夏の車中泊は暑すぎて無理です。
そんな時はキャンプ場を探して
簡易テントでキャンプ泊です
ヤフーショッピングタイムセールで999円のテントです(笑)
ブルーシートと組み合わせれば十分テント泊できます。
どうしても車中泊をしなければいけない場合は、窓を少し開けて、先程の緊急用バッテリーにインバーターつないで、省電力扇風機を回します。
厳寒の時には車内で張れば
ダイブ寒さも和らぎます
暖かいのは自分の体温。それが狭い空間に溜まる事で暖房の代わりになるんですなぁ。
家族キャンプの時はガチのテントを使用しますが、写真撮影がメインですので装備は最低限でOK。
③調理用品
楽ちんセット
写真撮影がメインですので、食事なんてのはちゃちゃっと済ませます。
外食をする事が多いですが、どうしても周りに飲食店が無い場合や、現場に張り付く場合にはインスタント食品を食べます。
内容は
テーブル、ガス、イワタニカセットガスジュニア、鍋、割り箸、食器用洗剤、食器洗いスポンジ、サラダ油、塩、醤油、酒、ミリン、水、ナイフ、フリーザパック
インスタント食品を食べるには十分な装備です。
一つの箱に収まります
次は、何処かに拠点を置いて中・長期滞在用です。
とはいえ、常に積んではいます。
折畳式焚き火台
折畳式焚き火グリル
B-6君が有名ですが、B-6君ではありません。
折りたたむと両方共コンパクト
そして、私の大好きな
鋳物類
鋳物って手入れが凄い楽なんですよ。
最初にシーズニングさえしっかりしていれば、使用後はスポンジで水洗いして、炭やコンロで乾かして油ぬって終了。
焦げ付いてもスポンジやヘラでガリガリ削って油塗っておけばOK。
ステーキ皿なんて使用頻度高いです。ガスバーナーの上に乗っけて使用したり、焚き火台の上に網を載せて、ステーキ皿乗っけてるだけで色々調理できます。ホームセンターで2枚800円とかですげぇ安いんです。費用対効果抜群でっす。
スキレットはニトリスキレットとカインズスキレットです。
取っ手の短いほうがニトリスキレット。通称ニトスキ。
ニトスキをカインズスキレットの上に蓋代わりに被せれば、
簡易ダッチオーブンにもなります
炭を乗せると隙間から灰が入っちゃいますが、、、、(笑)
飯盒等など
飯盒、シリコンの鍋蓋、シリコンザル、網、水切りセット。
この水切りセットは食器を乗せるのではなく、炭をひっくり返して水をかける用です。飯盒は、炊飯でも使用できますし、鍋としても使用できますし便利です。
プラスチックの食器類
中・長期滞在は人間らしい生活って大事(笑)
これがあるだけで、ご飯が旨いんです。
食器類、キッチンペーパー、アルミホイル、サランラップ、
怪しげな白い粉は油凝固剤です(笑)
固めてしまえばそのままゴミとして捨てることができますし、空き缶等に入れて、芯をさし、固めれば簡易ロウソクとしても使用できるので非常に便利です。
作業用手袋と折畳ノコギリ
薪割り作業用です。
キャンプ場では炭を使用しますが、焚き火をする時に使います。
先程よりも一回り大きな箱に入れます
④その他小物類
掃除用具類
中・長期滞在になると車内も汚れてきます。
コマメに掃除するだけでも、気分的にスッキリ。それって大事。
天井に収納
折畳式イス
キャンプ時にも使用できますし、バックパックにくくりつけて撮影時に持っていきます。長時間撮影の時に椅子があると凄く楽ですし、集中力も途切れません。
トレッキングシューズとストック
どんな場所へも行きまっせ!
いつ、なんどき、何があっても大丈夫なように(笑)
色々床下に収納
ダブルクリップと超強力マグネット
両方共100均で売っているんですが、、、
これめちゃくちゃ便利なんですよ。天井のワイヤーメッシュに挟んで色々吊り下げる事ができますし、
磁石と組み合わせて
こうすると
おにせんだって吊り下げられちゃう(笑)
軽貨物は鉄の部分が非常に多いので、特に相性が良いのかもしれません。ワイヤーメッシュや磁石との相性がすこぶる良いダブルクリップです。
これ、
大量にあっても邪魔にならない
私の事務所でも
大活躍
しております(笑)
で、色々まとめまして
これに旅の着替え等と撮影機材を積み込んで合宿へ出発します。
多くて着替えは3日分、中・長期になる時はコマメにコインランドリーにて洗います。機材以外の荷物は少ないに越したことはないとオモイマス。。。
と、ひっじょ~~~~に長い記事になりました。
皆様、質問したい気持ちは分かります。。。。。が、、、写真付きとか(笑)
写真付き解説って分かり易いですもんね。
今後もご質問のある読者様がいらっしゃいましたら、バシバシ質問してくださいね。只、お答えするペースはスコブル遅い事だけ御了承くださいませ。
以上、『質問が飛んできたので、質問に答えてみるコーナー No2』でございました。もし、最後までお読みになった奇特な読者様がいらっしゃいましたら、本当に御疲れ様でございました!
質問コーナーは、今後も長文になる可能性大でございます。記事の題名を見てご判断願います。