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2018年カレンダー選考委員会

2017年に撮影した街ぶら写真を厳選し、2018年カレンダーの写真を作成する『カレンダー選考委員会(1人)』が厳かに開催され、2018年カレンダー写真13枚(表紙含む)が決定致しましたのでご報告します!

待っている人がいるのかどうかは定かでないのですが、注文があるっちゅう事はコアなファンがいらっしゃるのでしょう(笑)

昨年撮影しました枚数21331枚の中から一次選考107枚。
そして最終選考で13枚に絞ると云う何とも大変な作業でした。FBにアップしてFB選考委員が選んだ写真も参考にしながら決定しました。いうても、自分が好きな写真しか選んでないのですが・・・(笑)

それでは早速発表です。

1月(滋賀県高島市・メタセコイア並木道)009

淡路島の水仙郷や小野市等素敵な写真も撮影していたのですが、『白のメタセコイア並木道』に決定です。この撮影は狙って行って、狙い通りに撮れたと云う事が一番大きな理由です。勿論、いつも狙って行ってはいるのですが、そこは自然のモノ。中々思い通りにはね。。。。

 

2月(岐阜県大野郡白川村・白川郷)018

2月は他に『氷爆』も候補にありました。しかしながら念願の『合宿・白川郷』に決定。次に撮影に行けるのは何時になるのか分からないので、一週間張り付くつもりで合宿しましたが、3日で撮りたい写真が撮影できてしまうと云う。天候にも非常に恵まれラッキーでした。夜の白川郷は『超非日常』。幻想的すぎました。
私的に『超非日常』であっても、そこで暮らす人々にとっては『日常』なわけで。中々考えさせられる1枚です。

 

3月(兵庫県朝来市佐囊・神子畑地区・ミツマタの群生)005

このミツマタも昨年(2016年)から狙っていた撮影地。
2016年に気がついた時には既にピークを過ぎており、来年こそはと思っておりました。
実は咲き具合を確認するため5回通いました(笑)
通える場所ってのは気合さえあれば何度でも行けるので楽っちゃ楽です。

 

4月(兵庫県丹波市氷上町・加古川沿いの桜並木)039

迷いに迷った4月の写真。
『桜ハンター』合宿や普段の撮影でも無茶苦茶エエ写真が沢山撮れました。

最後まで迷った

福井県味真野小学校の一本桜031

これは遠ちゃん、ナイトウと行った日帰り撮影での1枚。
夕日を一本桜にぽっかり開いた穴に入れて、絞って光芒。もう二度と撮れないんじゃー無いだろうかと云う1枚。

 

兵庫県豊岡市城崎町の夜桜036

何とも妖艶な夜桜。この日は風もなく、水面も波立っていませんでしたので、水面に写る桜も相まって何とも言えない風情が醸し出されています。
昨年の桜ハンターの時に記事にしましたが、この桜は間違いなく『女桜』。
その中でも、とびっきり色っぽい桜です。

4月の写真の決め手はやはり『静と動』。
花びらが舞い散る動きを1枚の写真に収めた事が素晴らしい(自画自賛)(笑)
そして、置きピンとは言え花びらにジャスピン。言うことなしですわ。
このワンショット撮影するために約600枚程撮影してます。自然のモノなので中々思い通りに舞い散る花びらになってくれませんでした。

これだけ迷いに迷った写真ですので、どちらかを表紙にしたい!
トイウコトデ、超妖艶な夜桜を『表紙』に決定です。

 

5月(兵庫県朝来市和田山町・白井大町藤公園)044

5月の候補は『レンゲと鯉のぼり』や『棚田の水鏡』等でした。
この写真の決め手は主題にベンチをおいて前から後ろまでの奥行きがよ~く出てるトコロです。紫一色にせず、手前にある緑の葉っぱをアクセントにしているのも素晴らしい。我ながら『よ~撮ったなぁ』の1枚です。

 

6月(兵庫県丹波市氷上町・内尾神社のヒメボタル)053

昨年(2017年)、ロケハン、空振り、飛び具合の確認等、もう何回通ったか分からないぐらい通った『内尾神社のヒメボタル』。
その中でも最初の飛び始めの数匹を比較明合成した写真です。豪華絢爛なギラギラヒメボタルも撮影できましたが、何というか、、、、ヒメボタルはコレグライガチョウドイイ。控え目が似合うヒメボタルです。逆にゲンジボタルはギラギラがええんやでぇ~。

 

7月、8月は組写真的になってしまうのですが、、、

7月(兵庫県小野市・ひまわりの丘公園)056

8月(兵庫県小野市・ひまわりの丘公 園) 064

7月は晴天に入道雲・ミツバチに向日葵と云う元気 いっぱいな『The 夏』写真。
8月は夕暮れ時に頭を垂れた枯れかけの向日葵。
元気いっぱいなひまわりの写真は沢山見ますが、枯れかけのひまわりの写真ってアマリ見ないんですよ。点ではなく線で表現ってのも偶にはエエと思います。

花火等の夏写真も撮影しましたが、ストーリー性も大事ですなぁ。

 

9月(京都府亀岡市穴太寺付近・彼岸花の群生)078

わが町・小野市も結構彼岸花の群生が綺麗なんですよ。
なので彼岸花の時期になると、小野市もウロウロします。ぇ?いつもウロウロしてるやんって?まぁ、そこはね?(笑)
それ以上の群生でした。こんなに沢山の彼岸花は見たこと無い!ってぐらい多かったです。そして群生範囲も広かった!刈り取った田圃の間を走る『彼岸花ロード』。ここは一見の価値ありです。
写真で表現しきれない景色が目の前に広がっています。

 

10月(鳥取県鳥取市・鳥取砂丘の風紋)084

らっきょうの花と風紋の撮影に出かけた超短期鳥取合宿。
本当はメインの被写体は1つに絞って、余裕があれば他も撮影が好ましいのですが、風紋が綺麗な時期とらっきょうの花の満開時期がホボ同時期なため欲張ってしまいました。
いつも天気予報とニラメッコするのですが、この時は台風や長雨で中々タイミングが合わなんだなぁ~。風紋撮影となると風の状況も考えないといけないし、中々大変でした。

只、らっきょうの花はイマイチでしたので、今年(2018年)再チャレンジ予定でございます。

 

11月(香川県小豆群小豆島町・寒霞渓の紅葉)094

『合宿・小豆島』での1枚。
近所の有名紅葉スポットは結構行っているのですが、超有名スポットになると、どうしても人が写り込んでしまいます。人の写り込まない『絶対風景』主義の私としましては中々食指が動かないわけですよ。
それでも撮影したいと思い立ちましたら、ソレハモウシカタガナイ。。。。
展望台からの景色も素敵だったのですが、このワインディング・ロードと紅葉、そして青空と雲の感じが何とも絶妙なバランス。

これは裏八景を歩いて下って、ロープウェイの紅雲亭駅まで歩いている最中に撮影しました。

 

12月(滋賀県高島市・メタセコイア並木道)101

そして一番最近の合宿。
どんだけメタセコイア並木道好きやねん(笑)
いやいや、これはオレンジロード再挑戦に行ったけど、オレンジロード薄かった。その変わりにホワイトロードのおまけ付き。まぁ、これはこれで珍しいかぁ~。

詳しくは『もっかいオレンジロードが撮りたいねん!1日目』に書いてあります。

メタセコイアで始まり、メタセコイアに終わった『街ぶら2017年でございました。
あ、狙った写真が撮影できませんでしたので、今年も再チャレンジ予定です(笑)

 

私の拙い風景写真カレンダーを注文してくださる方もいらっしゃいまして、身に余る光栄でございます。

昨年より『どないしたら手に入るね~ん!』

とご質問がございましたので、ここに記載致します。
直接、摩訶不思議にご注文戴ければOKでございます。

しかしですね、、、元々私の個人的記録として作成しているカレンダーですので、費用対効果度外視なんですよ。つまり、受注生産(笑)

注文があった度に1部とか2部づつ印刷注文するもんですから、普通の風景写真カレンダーの値段の5倍程。約1万円ぐらいするわけですよ。

自分で作っておいてなんなんですが、そんな高価なカレンダー聞いたこと無い。
自己満足でニヤニヤしながら、酒の肴と云う使用目的なので自分では作るのです(笑)

勿論、大量に印刷すれば1部あたりのコストは下がります。
しかし、元々販売目的でもないので、そこまではなぁ~ってのが現状でございます。

ど~しても摩訶の写真カレンダーが欲しい。金に糸目はつけん!と云う、何とも太っ腹な方がいらっしゃいましたら、摩訶不思議までご一報ください。

さてさて長々と『2018年カレンダー選考委員会』記事を書いてまいりました。
最後までお読みくださいました読者様、ありがとうございました。

 

カレンダー写真で作成した

街ぶら2018オープニングがこちら!

 

 

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人生摩訶不思議也2017 カレンダー写真

あれやこれやと楽しく悩みながらカレンダー候補写真を選別致しました。
どれもこれも候補にしたい写真ばっかりで困ります。

どうもみなさん、こんにちは。『優柔不断な写真家』摩訶不思議です。
そりゃぁ迷うわ。だって自分が『これはエエ!』と思て撮ってる写真なんですから。。。全部エエに決まってますねん(笑)

それでも選ばなきゃカレンダーが作れないわけで。。。。
と云う事で『人生摩訶不思議也2017 カレンダー写真』の発表です。
一言コメントは読み飛ばしてもらってOKです(笑)
表紙を含め13枚!それではどうぞ!

 

 

1月 『喧騒を終えて』001

兵庫県小野市片山町。『小野工業高校裏の畑』
お正月が明けて、カラッと寒い晴れた日に撮影しました。
何でもない写真ですが、それが良い。
師走~正月の喧騒を忘れるようなしずか~な写真です。

 

2月 『仁王立ち』002

兵庫県加東市下滝野。『播磨中央公園 桜の園』
桜の季節に撮影すれば、咲乱れた美しい桜が撮影できます。
しかし、この季節の立ち姿も美しい。
春に向けて力を蓄えている凛とした姿が何とも美しい写真です。

 

3月 『移ろい』003

兵庫県加東市下滝野。『播磨中央公園 ピンクの木蓮』
春の訪れを告げるかの如く、咲き始め、蕾を一枚の中に収めました。
ピンクのみを残す事で、冬から春への移ろいを表現しました。

 

4月 『今から咲くよ』004

兵庫県美方郡新温泉町。『泰雲寺』
桜が主役の時期なのですが、敢えて桜を副題に。
何の植物か分かりませんが、若芽を主題にもってきました。
緑とピンクのコントラストが綺麗な一枚です。

5月 『空へと』005

兵庫県小野市葉多町。『神戸電鉄葉多駅近くの蓮華畑』
珍しく背景に電車が写った一枚。
電車は風景写真のアクセント。たまには人工物もね!

 

6月 『陸鏡』006

兵庫県小野市浄谷町。『ひまわりの丘公園』
雨の日の表現をしたいと思い、撮影しました。
水鏡ちっくになった道が美しい一枚。
雨の日は植物が生き生きとしていて、良いですね。

 

7月 『この坂を登れば』007

兵庫県小野市粟生町。『粟田橋付近の加古川河川敷』
夏の夕暮れ時、何だかあの頃を思い出しません?
この坂を登れば。。。。そんな含みを持たせてみました。

 

8月 『鈴鳴り』008

兵庫県豊岡市出石町。『出石城跡付近の風鈴』
約400個の風鈴が鳴り乱れておりました。
風景写真に『動』を取り入れようと頑張った一枚。
『静と動』を一枚に収めました。

9月 『トンネルの向こうへ』009

滋賀県高島市マキノ。『マキノピックランド、メタセコイア並木道』
仕事ついでにロケハンで立ち寄ったメタセコイア並木道。
少々季節外れの彼岸花が良い感じで咲いておりました。ロケハンと言いながら本気で撮った中の一枚。

 

10月 『夕焼家族』010

兵庫県小野市浄谷町。『ひまわりの丘公園』
ひまわりの丘公園なのに秋桜も咲きます(笑)
この日はマジックアワーと云う事もあり、最高のシチュエーションでした。
【街ぶらリスト、ナイトウ】も同時刻同場所にて撮影していたと云う。。。。
このスケスケ感が最高です。

 

11月 『紅の絨毯』011

兵庫県丹波市氷上町。『高山寺の絨毯』
『紅葉ハンター2016』で数多くの紅葉スポットを訪れました。
その中でも絨毯に圧倒された一枚。どこを見ても真っ赤っ赤でした。
望遠で撮影した写真と迷いましたが、全体の雰囲気を伝えたいので、広角撮影のこの一枚を選びました。

 

12月 『上下雲海』012

兵庫県小野市来住町。『惣山の雲海』
惣山から見る雲海と明石海峡大橋。
検証から始まりコンプリートするまでが早かった。
地元小野市で念願の雲海撮影ができたと云う事で、竹田城跡の雲海写真を押さえての一枚。
そりゃぁ、地元びいきにもなりますって(笑)

表紙 『きまぐれ☆オレンジドーロ』000

滋賀県高島市マキノ。『マキノピックランド、メタセコイア並木道』
表紙には今年のベストショットを使用します。
風景写真は狙っていても中々思い通りに撮れないものです。
その中で思い通りのシチュエーション、構図、天気。全てが入った納得の一枚。今年コレ以上の写真は無いと云う一枚です。

あっちゃこっちゃ撮影行ってるのに地元や地元付近が多いのはご愛嬌。
だって、地元の景色が好きで『街ぶら』始めたんですもん(笑)

そして、珍しく題名なんぞを付けてみました。
先入観なく写真を見て頂きたいので、基本的には写真の説明をしない主義ですが、、、
まぁ、1年1回なので『この写真はこんな想いで撮ったんやでぇ』っちゅうのも入れて見ました。
『なるほど~』と思う方もおりますれば、『そうか~?』と思う方もいらっしゃるでしょう。
それで良いんです。

写真だけでなく、芸術全般に言えることは

『見て戴く方々の解釈が正しい』

と私は思っております。
ですので様々な解釈で楽しんで戴ければ、これ幸いでございます。

今年も、私、摩訶不思議の写真を見て戴きありがとうございました。
人に見られる事を意識して撮影する事は、技術力向上への糧でございます。
来年も東奔西走。楽しんで撮影したいと思います。
又、来年も摩訶不思議を宜しくお願い致します。

そして、来る年が、皆様にとって幸多き1年でありますようお祈り申し上げます。

良しいお年を!

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